ブログ

HOME > ブログ > 健康シリーズ > 老人ホームに入居できる年齢と、実際の現状を知ろう!

老人ホームに入居できる年齢と、実際の現状を知ろう!

健康シリーズ

c4eaeb6fc6208757572aad7f6e372047_s

こんにちは!ライフピア八瀬大原Ⅰ番館です。
皆さんは老人ホームに入居するのは何歳くらいからだと思いますか?
定年した60歳?または65歳でしょうか。
入居が可能な年齢と実際に入居数が上がる年齢には実はズレがあるのです。
今回は「老人ホームの年齢に関して」の現状をご紹介します。

 

各老人ホームに入居できる一般的な年齢とは?

まず、実際に入居を始める年齢を考える前に、各老人ホームに対する入居可能な年齢を確認してみましょう。
一般的には終の住み家として考える、住居型老人ホームと、手厚い介護が必要な老健などでは入居の条件が異なります。

施設によっておおよその年齢などの諸条件が定められており、その詳細は次の通りです。

・介護付有料老人ホーム
・住宅型有料老人ホーム
・サービス付き高齢者向け住宅
→おおむね60歳以上。要介護、要支援の人はもちろん、施設によっては自立可能者も入居可能
・グループホーム
・軽費老人ホーム/ケアハウス
・特別養護老人ホーム(特養)
・介護老人保健施設(老健)
・介護療養型医療施設
→原則65歳以上。ケアハウス以外は自立可能者は受け入れ不可。

 

受け入れ年齢制限の「おおむね」「原則」って何?

ところで、最初の入居条件にある60歳または65歳の年齢制限ですが、いずれも「おおむね」「原則」となっています。
これはいったいどういうことなのでしょうか。

「おおむね」となっている理由
自立支援を必要としない世帯に対しては、できるだけ介護施設を利用せずにいてもらうことで、総合的な医療・介護保険の適用額を抑えようとしています。
そのため、住宅型有料老人ホームであっても65歳以上の年齢制限を設けている施設もあるため、「おおむね60歳以上」となっているのです。

「原則」となっている理由
グループホームなどの介護利用を基本とする施設の利用に関する「原則」ですが、こちらは単身世帯で通所介護などでは難しい時には、年齢が65歳以下であっても入居可能な場合もあるため「原則」としています。

年齢制限より若く入居した場合、介護の不安は減りますが一方で周りとの年齢ギャップに戸惑う可能性もあります。
いずれにしても相談に応じられるかどうかは、施設の入居状況などの影響を受けますので、気になる場合は一度相談してみましょう。

 

有料老人ホームに新規入居するのは80代が過半数

有料老人ホームへ入居できる年齢の平均は上記の通りですが、実際のところは60歳から入居するケースはあまり多くありません。

<入居者の年齢状況>
70代前半・・・11%
70代後半・・・22%
80代前半・・・29%
80代後半・・・25%   ※住宅情報ポータルサイトの「HOME’S介護」より

自立していても将来の健康不安などを感じ始めた70代後半から徐々に増加して行きます。

さらに、全体の利用者に対し約26%が介護申請なしで入居しているとのことです。

つまり、介護を求めて入居する人よりも、単身で生活することに不安があったり、住宅型有料老人ホームで新たな人生を希望している人が増えていることの裏付けでもあります。

ちなみに、老人ホームの入居年齢平均は多くの老人ホームで83~85歳の間で推移する傾向にあります。
理由として、健康寿命が延び、比較的高齢でも自宅で生活できた人が80代を機に入居するものの、90代以上になると再び自宅療養、入院などでその過半数が退去することが起因しています。

 

おわりに

各種老人ホームは広く門戸が開かれているものの、その利用実態は比較的後期高齢者に集中していることが分かります。
老人ホームの特色や入居年齢層なども参考に、ご利用者様が有意義に生活できそうな入居先を検討してみましょう。

 

まとめ

・老人ホームの入居は60歳または65歳以上から可能な施設が大半
・年齢条件は原則であって、内容によっては条件緩和も相談できることがある
・実際に入居する人のピークは80代前半~中盤

 

この記事を監修した人

星野 英俊

星野 英俊 (ライフピア八瀬大原Ⅰ番館 事務長)
京都大原記念病院グループに介護職として新卒入職。京都大原記念病院 現場介護スタッフ、介護老人保健施設で施設相談員(ケアマネジャー)などとして約15年間、現場業務に従事。
事務職 転身後、ライフピア八瀬大原Ⅰ番館の事務長に就任し、
現在に至る。