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高齢者の骨折を防ぐには?原因や注意するポイント

コラム

こんにちは、介護付有料老人ホーム ライフピア八瀬大原Ⅰ番館です!

高齢者は加齢とともに運動機能や筋力が低下し、様々な場面でケガが多くなってしまいます。
その中でも多いのは転倒による骨折です。

今回は高齢者の骨折についてのお話。
高齢者の骨折が多い部位や、骨折の原因とその対策を知って、骨折の予防に取り組みましょう!

 

高齢者の骨折が多い4つの部位

高齢者が骨折しやすい部位は主に下記の4つです。

・太ももの付け根〈大腿骨頚部(だいたいこつけいぶ)〉
・背骨〈脊椎(せきつい)〉
・腕の付け根〈上腕骨頚部(じょうわんこつけいぶ)〉
・手首〈橈骨遠位端(とうこつえんいたん)〉

どれも転んで尻もちをついたり、手をついたりした時に骨折しやすい部位です。

運動機能や筋力が低下し、骨がもろくなっている高齢者。
椅子から立ち上がる際によろけたり、少しの段差でつまずいたりなど、ちょっとしたことで転んでしまいます。

特に太ももの付け根(大腿骨頚部)の骨折は、その後歩けなくなったり寝たきりになったりする可能性が高い部位です。

65歳以上の高齢者が要介護になる原因として、認知症、脳卒中、加齢による衰弱に次いで「骨折・転倒」が原因の一つとなっています。

 

高齢者に骨折が多い理由は「転倒」と「骨のもろさ」

高齢者の骨折の主な原因は「転倒」と「骨のもろさ」の2つです。

 

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)で骨がもろくなっている

人間の骨は古くなると破壊され、「骨代謝」によって新しい骨の組織が生まれます。
高齢者は加齢のため骨代謝の働きが悪くなり、新しい骨が作られずに密度が低下して、骨がスカスカになってしまいます。

この状態を骨粗鬆症(こつそしょうしょう)と言います。

骨粗鬆症になると骨密度や骨量が減り、骨がもろくなって骨折しやすくなってしまいます。
特に女性は閉経後に骨密度が急速に減少するので、男性よりも骨粗鬆症になりやすいです。

骨粗鬆症は初期症状がほとんどないので気が付きにくいですが、「身長が縮んだ」「背中や腰が曲がってきた」「立ち上がる時に背中や腰に痛みがある」などの症状があれば骨粗鬆症の可能性があります。

 

運動機能や筋力の低下により転倒しやすくなっている

高齢者は加齢による体の機能低下や筋力・体力の低下により、転倒しやすくなっていることも原因の一つです。

平衡感覚やバランス感覚が鈍くなり、立ち上がりや歩き出す際にバランスを崩しやすくなっています。
歩くときの歩幅が小さくなり、足も上がらないので少しの段差でもつまずきやすいです。

また、筋力の低下や骨粗鬆症により転びやすい前傾姿勢になっていることが多く、転びそうになった時にとっさに体を動かして転倒を回避することが難しくなってしまっています。

 

高齢者の骨折を防ぐためにできること

高齢者の骨折は大けがにもつながります。骨折部位によっては治療に手術が必要になるため、その後の生活にも大きな影響を与えかねません。

骨折を防ぐために、下記のようなことに気を付けましょう。

 

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)予防

・定期的に医療機関で検診を受けて骨の状態をチェックし、骨粗鬆症になっていれば投薬などの治療を受ける
・栄養バランスの良い食事を心がける。骨を作るカルシウム、カルシウムの吸収を助けるビタミンD、ビタミンKなどを積極的に摂取する
・ビタミンD生成のための日光浴
・アルコール摂取は控え、禁煙をする
・ウォーキングなどの適度な運動により骨密度を高める

 

転倒予防

・適切な運動で筋力やバランス感覚を維持し、転びにくい体づくりをする
・玄関や階段、トイレなどに手すりを設置する。絨毯は動かないように固定する、床に置いてあるのものは片づけるなど、生活環境を整える

 

けが予防

・「ヒッププロテクター」や「頭部保護帽子」などを活用し、転倒した際のけがを最小限に抑えるようにする

 

まとめ

高齢者の骨折で多いのは、太ももの付け根〈大腿骨頚部(だいたいこつけいぶ)〉、背骨〈脊椎(せきつい)〉、腕の付け根〈上腕骨頚部(じょうわんこつけいぶ)〉、手首〈橈骨遠位端(とうこつえんいたん)〉の4ヵ所です。

高齢者の骨折の主な原因は、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)などで骨がもろくなってしまっていること、身体機能や筋力の低下により転びやすくなってしまっていることの2点です。

高齢者が骨折をしてしまうとその後の生活に大きな影響を与えるので、できるだけ予防したいものです。
特に大腿部の骨折は、その後寝たきりになってしまう恐れもあります。

栄養バランスの取れた食事や適度な運動などで身体機能や筋力、骨密度の低下を防いで、転倒・骨折を予防しましょう。

 

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