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高齢者が楽しめるレクリエーションとは?種類やおすすめもご紹介!

コラム

こんにちは。介護付き有料老人ホーム「ライフピア八瀬大原Ⅰ番館」です!

 

今回は、高齢者の方が楽しめるレクリエーションについてのお話。

老人ホームや介護施設などでは、高齢者の方が気軽に、楽しく、体や脳を動かすことのできる「レクリエーション」を行っています。

 

高齢者の方が楽しめるレクリエーションは体を大きく使うものから、手先を細かく使うものまで、さまざまな種類があります。

おすすめのレクリエーションや、レクリエーションを行う際に注意すべきポイントもあわせてご紹介します。

 

 

高齢者がレクリエーションをする目的やメリットとは?

「レクリエーション」とは、元気を回復するために娯楽を行ったり、休養をとったりすることです。

高齢者のレクリエーション活動には、大きく分けて4つの目的やメリットがあります。

 

①身体機能の維持や向上

高齢者は加齢とともに身体機能や筋力が低下します。

意識して体を動かすようにしないと、筋肉量を維持することができません。

 

レクリエーションで体を適度に動かすことで、身体機能の維持や向上を図ることができます。

 

また、体を動かし筋肉を鍛えることは、転倒防止にもつながります。

高齢者の転倒は寝たきりになってしまう原因の1つだといわれていますので、注意が必要です。

高齢者はなぜ転倒しやすい?効果的な対策と転倒した場合の対応方法」もあわせてご確認ください。

 

②脳の活性化

「加齢によって脳の機能が衰えるのは仕方がない」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、レクリエーションを楽しむことで脳の活性化をはかり、脳の機能を維持することが期待できます。

 

また、脳や指先に刺激を与えることは認知機能にも影響し、認知症予防にも効果が期待できるといわれています。

 

③人とのコミュニケーションの活発化

高齢者が心身の健康を維持するうえで大切なポイントとして「人とのコミュニケーション」があります。

レクリエーションを通じて他者と交流し、つながりを持つ楽しさを感じるでしょう。

 

また、コミュニケーションが活発化することで、脳の活性化にも期待ができます。

 

④生きがいにもつながる

高齢になるほど体の自由が利かなくなり、肉体的にも精神的にも負担が増えやすいです。

そのため、老人ホームや介護施設では難しいレクリエーションではなく、簡単で誰でも参加しやすいレクリエーションが選ばれています。

 

できなくて「ガッカリ」とならないよう、「できた!」という達成感や満足感を味わえる簡単なレクリエーションを選ぶことが、高齢者の方が楽しめるポイントです。

 

満足感や達成感は「生きがい」にもつながります。

気軽に取り組めるレクリエーションを活用することで生活の質(QOL)も向上し、体や心の健康を保つことに役立ちます。

 

介護付き有料老人ホーム「ライフピア八瀬大原Ⅰ番館」では、ご入居者にとってのやすらぎの場・楽しみの場として、レクリエーションを定期的に開催しています!

新型コロナウイルス感染予防対策を継続しつつ、ご入居者が楽しみながら生活していただけるようにさまざまな取り組みを行っています。

 

 

高齢者が楽しめるレクリエーションにはどんな種類がある?

高齢者の方が楽しめるレクリエーションを種類別にご紹介します!

 

体を大きく使う「運動・体操レクリエーション」

適切な運動・体操レクリエーションで体を大きく使い、筋力、バランス感覚といった身体機能の維持や向上を図りましょう。

 

車椅子の方や体を大きく動かすことが難しい場合は、「手遊びレクリエーション」といった座ったままで出来るレクリエーションもあります。

 

高齢者におすすめの運動について詳しくは、こちらのコラムでもご紹介しています。

高齢者も運動をした方が良い理由は?簡単にできる運動をご紹介!

高齢者の運動はストレッチが効果的!座ったまま出来るストレッチを紹介

 

頭をつかう「脳トレレクリエーション」

「脳トレ」とは「脳力トレーニング」のこと。

脳機能や知的能力を向上させるために、パズルや間違い探しといったゲームや、漢字・計算の問題などを行います。

 

脳トレレクリエーションは、計算力・記憶力・判断力といった脳の機能を活性化できるだけでなく、老若男女問わず誰でも楽しめるレクリエーションとなっています。

 

手先を細かく使う「創作レクリエーション」

創作レクリエーションは工作や手芸など幅広く、物作りがお好きな方や、手先を細かく使う作業が得意な方にもぴったりです。

 

例えば、このようなレクリエーションがあります。

  • ・塗り絵
  • ・折り紙
  • ・ちぎり絵
  • ・書道
  • ・絵手紙

 

音楽でリフレッシュする「音楽レクリエーション」

音楽には気持ちを落ち着かせるリラクゼーション効果があるといわれています。

 

しかし現在は、新型コロナウイルス感染を予防するためにも、合唱やカラオケ大会、楽器の演奏といった音楽レクリエーションは難しいかもしれません。

 

実は、音楽は聴くことによっても記憶や感情に影響を与えます。

懐かしい音楽を聴くことで昔を思い出したり、音楽に合わせて体を動かしたりして楽しむことで心身ともにリフレッシュしましょう。

 

他にも、老人ホームや介護施設によっては、独自のレクリエーションを行っている場合もあります。

新型コロナウイルス感染予防のため、お花見といった季節のイベントやお出かけをする「外出レクリエーション」を控え、室内で楽しめるレクリエーションを工夫して実施している施設が多いようです。

 

 

高齢者におすすめのレクリエーションをピックアップしてご紹介!

老人ホームや介護施設では、高齢者の方が気軽に、楽しく、体や脳を動かすことのできるレクリエーションを行っています。

その中でも、高齢者におすすめのレクリエーションをピックアップしてご紹介します。

 

高齢者の健康維持に最適な全身運動「ラジオ体操」

  • ・必要なもの:CDやメディアが再生できるプレイヤーなど
  • ・参加人数:少人数~大人数
  • ・所要時間:5~10分

 

「音楽が鳴ると自然と体が動いてしまう」というくらいおなじみのラジオ体操は、健康維持に最適な全身運動だといわれています。

 

ラジオ体操は座ったまま行えるので、車椅子の方や足腰が弱っている方にも取り入れられます。

 

ワンポイントアドバイス

ラジオ体操をさらに楽しむ工夫として、全国各地の方言で収録したご当地のラジオ体操を取り入れてはいかがでしょうか。

「今週は〇〇県のラジオ体操」と紹介して、ご当地の美味しい食べ物クイズといった楽しい要素なども取り入れながら行うと、とても盛り上がりますよ!

 

個人戦も良し、団体戦も良し!「スリッパ飛ばし」

  • ・必要なもの:人数分のスリッパ、あればビニールテープやペットボトルなど
  • ・参加人数:数名~10人ほど
  • ・所要時間:10~30分程度(高齢者の方が疲れない程度)

 

ちょっとお行儀が悪く感じるかもしれませんが、スリッパを投げて点数を競う遊びです。

 

床にはビニールテープなどで枠を作り、それぞれのスペースの点数を決めておきます。

あとはスリッパをはき、イスに座って「エイッ!」っとスリッパを足で飛ばすだけ。

 

簡単ですが、時にはびっくりする場所に飛んでしまうといったハプニングも楽しめて、とても盛り上がりますよ。

 

ワンポイントアドバイス

ペットボトルを並べて倒す本数を競ったり、チーム戦にして対決したりすると、単純なスリッパ飛ばしがさらに盛り上がるゲームに変わりますよ!

 

童心を思い出す、楽し懐かし「紙ひこうき作り」

  • ・必要なもの:折り紙や新聞紙
  • ・参加人数:1人~
  • ・所要時間:5~30分程度

 

だれもが子どものころに一度は作ったことのある紙ひこうき。

短時間で紙が1枚あればできてしまう、とても手軽で高齢者におすすめなレクリエーションです。

 

自分で作ったオリジナルの飛行機で、飛距離を競います。

 

作り方が分からない高齢者の方もいらっしゃるので、まずは基本的な飛行機の作り方を説明しましょう。

 

工夫できる方には大いに工夫して作ってもらい、自分オリジナルの飛行機を完成させてもらいましょう。

紙ひこうきを改良したり、昔を懐かしんでおしゃべりしたりと、レクリエーションの幅が広がります。

 

「昔の懐かしい遊び」というのは、皆さんよく覚えていらっしゃいます。

童心にかえって楽しむことができる昔遊びをレクリエーションに取り入れてみましょう。

 

ワンポイントアドバイス

参加人数が少ないときは1人1人順番に飛ばし、大人数の時は参加者全員で一斉に飛ばして飛距離を競うことで、時間を調整することもできます。

トーナメント戦にすれば「紙ひこうき作り王決定戦」としても盛り上がりますよ!

 

 

高齢者とレクリエーションを行う際に注意すべきポイント

高齢者の方とレクリエーションを行う際に、注意すべきポイントも確認しておきましょう。

 

安全面に配慮する

高齢者の方は身体機能や筋力の低下により、思ったように体が動かないことも。

視力や聴力が弱っているなど、体の状態や介護度も人それぞれ異なります。

無理をして怪我をしないよう、状況を判断しながらレクリエーションを行いましょう。

 

また、安全にレクリエーションを行える環境を整えることも大切です。

 

参加を無理強いしない

誰でも、嫌なことや興味のないことを無理強いされたくありませんよね。

個々の意思を尊重し、レクリエーションをやりたくない方には無理を強いることがないように注意しましょう。

 

自尊心を傷つけないコミュニケーションを心がける

高齢者の方に対して幼児に話しかけるような言葉をかけたり、自尊心を傷つける言葉をかけたりしないよう注意しましょう。

相手の人格を尊重し、敬意を払ったコミュニケーションを心がけることが大切です。

 

高齢者の方とのコミュニケーションについては、こちらのコラムもチェックしてみてくださいね。

高齢者とのコミュニケーションで気をつけるポイントと注意点

お年寄りとの会話を楽しもう!心がけたいポイントや話題について

 

 

高齢者こそレクリエーションを活用し、体と心の健康を保ちましょう!

レクリエーションを生活の中に適度に取り入れることは、高齢者にとって身体機能の維持や向上、脳の活性化、コミュニケーションの活発化といったメリットがあり、体や心に良い影響を与えます。

 

高齢になるほど体の自由が利かなくなるため、高齢者の方に負担にならないよう、簡単で誰でも参加しやすいレクリエーションを選ぶことが大切です。

 

レクリエーションを通じて、達成感や満足感を味わうことが楽しむためのポイント。

満足感や達成感は「生きがい」にもつながりますよ。

 

レクリエーションには「運動・体操レクリエーション」「脳トレレクリエーション」「創作レクリエーション」「音楽レクリエーション」とさまざまな種類があります。

楽しく気軽に取り組めるレクリエーションを活用して、体や心の健康を保つことにつなげましょう。

 

 

ライフピア八瀬大原Ⅰ番館のコラムでは、高齢者の安心な暮らしや住まいに役立つお役立ち情報を随時発信しております。

お悩みや疑問があれば、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

この記事を監修した人

佐藤 晋策

佐藤 晋策 (ライフピア八瀬大原Ⅰ番館 現場責任者)
京都大原記念病院グループに介護職として入職。デイサービスで現場介護スタッフ、相談員などとして約7年間、現場業務に従事。
事務職 転身後、ライフピア八瀬大原Ⅰ番館の現場責任者に就任し、現在に至る。