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「特養」と「老健」の主な違い、知っていますか

コラム

こんにちは!ライフピア八瀬大原Ⅰ番館です。

みなさんが老人ホームについて調べていくと「特養」や「老健」という分類の施設があることに気づくはずです。
それぞれの名前は聞いたことがあっても、その細かい内容については説明できず、どの施設に入居するべきか迷った人もいるのではないでしょうか。

今回は、「『特養』と『老健』の違い」をテーマに取り上げます。

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特養は「終の住処」として入居することが可能

特養は「特別養護老人ホーム」の略称です。
その細かな特徴には次のようなものがあります。

1)施設の運営内容
在宅での介護が困難な入居者様に対し、食事や入浴などの日常的な活動を含んだ介護全般を実施します。特養で長年暮らす方も多く、終生入居することも可能です。

2)入居条件
2015年に入居基準が変わり、65歳以上の高齢者でかつ要介護度3以上であることが入居の条件となりました。
これにより認知症などで在宅での介護が困難な方を優先し、施設で介護をすることになります。

3)その他の特徴
特養は終生入居が可能なので、比較的入居者様の回転が緩やかで、入居待ちの時間が長くなる場合があります。

 

老健は自宅での生活を目標とする施設

老健は「介護老人保健施設」の略称です。
施設の特徴は、特養との明らかな違いとも密接に関わっています。

1)施設の運営内容
老健は基本的に自宅での生活を可能にするためのリハビリなどを集中して行う施設です。
回復度合いによっては自宅へ戻るか、他の介護保険施設へと移管するかを求められることになります。

2)入居条件
要介護度1から入居が可能です。自宅での生活へと戻ることが基本ですので入院加療中の人は入居できません。

3)その他の特徴
老健を退去後も、通所リハビリテーションを継続して受けることが可能な施設もあります。そのため、医療機関と介護施設の中間と位置付けられることもあります。

なお、老健については、過去の記事でも詳しくご紹介しています。ご参考ください。
老健(介護老人保健施設)とは?自宅生活を目指すサービス

 

いかがでしたか?
特養と老健はが抑えられる反面、介護付き有料老人ホームのように個室環境が整っていなかったり、特養の入居待ちの高齢者が、老健から老健を渡り歩く現状が問題視されることもあります。

いずれの施設もうまく付き合うことでご家族の負担も減り、入居者様のQOL(生活の質)向上にもつながります。それぞれのメリット、デメリットを踏まえたうえで入居を希望することが大切です。

 

まとめ

・特養は終生入居が可能な介護施設。要介護度3以上が入居条件。
・老健は自宅に戻るためのリハビリを中心とした介護施設である
・どちらも費用面が比較的抑えられるが、入居待ちの現状もあるので介護付き有料老人ホームとも十分比較検討してみることが大切。

 

この記事を監修した人

星野 英俊

星野 英俊 (ライフピア八瀬大原Ⅰ番館 事務長)
京都大原記念病院グループに介護職として新卒入職。京都大原記念病院 現場介護スタッフ、介護老人保健施設で施設相談員(ケアマネジャー)などとして約15年間、現場業務に従事。
事務職 転身後、ライフピア八瀬大原Ⅰ番館の事務長に就任し、
現在に至る。